新式糸除毛講師の蕭麗華先生のインタビューをご紹介します。
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蕭麗華先生インタビュー
手袋と赤い糸。
どこでも手に入るありふれたこれらの物が、
蕭先生とっては、彼女の大事な生徒の生活や事業のための大切な道具である。
数年前、彼女が美容技術指導に従事していた時のこと。
不況が続く中で、彼女は指導の方向性について深く考えていた。
スキンケア、メイク・・・これらの技術を修得するために投入する金額は大きく、美容業界に足を踏みいれたばかりのエステティシャンには少なくない負担である。
さらに開業するとなると、最低限の道具だけでも日本円にして2、30万円は必要。
にもかかわらず、その事業で本当に利益が出せるかどうかは未知数だ。
彼女は美容分野で、早くマスター出来て、かつ低資本で起業できる方法がないか考えた。
そして思いついたのが、台湾の伝統的な美容法「挽面」。糸除毛である。
特殊児童の母親である彼女は、
まず、同じく特殊児童をもつ母親のグループに糸除毛技術を教えることからはじめた。
大きな反応と手ごたえを得た彼女は、
失業中の女性や移民してきた外国人などにも低価格で技術を教えていった。
その後、弟子も増え、開業コースも充実、
遠く日本や韓国まで教えに行ったこともある。
糸除毛開業講座を修了した生徒は300人を超えた。
実際に起業した者や就職した者も多く、
台湾のみならず、日本、韓国、アメリカ、ブラジル、イギリスなどで活躍する卒業生もいるという。
超多忙な毎日の中、一日の仕事が終わってから見る生徒からのメールが、
何ものにも代えがたい癒しになっているそうだ。
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